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オルソケラトロジー
オルソケラトロジーは、アメリカで開発されたものであり、日本においてこの方法を広めたのは三井メディカルクリニックです。オルソケラトロジーという言葉はギリシャ語を組み合わせたものであり、オルソは矯正、ケラトは角膜、ロジーは療法という意味を持っています。
近視の状態というのは、目に入ってきた光の焦点が網膜の手前で結ばれています。正常な視力を持っている人は、その焦点は網膜上にあり、そこに結像するためにものがよく見えるのです。
めがねやコンタクトレンズの場合は、その凹レンズによって入ってくる光の焦点を遠ざけて網膜上に結像させることでものがよく見えるようになります。
オルソケラトロジーでは、その特殊なコンタクトレンズによって、角膜全体を凹レンズのようにするのです。そしてその状態を一晩保持しておくことで、角膜はその形に矯正されます。したがって、レンズをはずしても、角膜はしばらくの間その形を維持することができ、その間は裸眼であっても良好な視力を得ることが出来るという訳です。
このしばらくの間とは、ほぼ日中の間と考えていいようですので、毎晩コンタクトレンズを装着して寝れば、毎日裸眼でも昼間のうちは過ごせることになるのです。
この方法は非常に画期的で安全な方法であると思いますが、毎晩コンタクトレンズを装着しなければならない点が、欠点といば欠点です。
オサートで近視治療